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『武豊対談集 頂上を駆ける』
ザ・マサダ＝2000年12月
武豊＝談／
島田明宏＝著
本体1300円＋税
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私が司会をつとめた武豊騎手の対談集。
田原成貴氏との対談の初出は、ビデオ「武豊 ターフのヒーロー８ ダービージョッキー」。
マイケル・ロバーツ氏、江夏豊氏、中嶋悟氏とは「ナンバー」。
飯田覚士氏、野田浩司氏とは「競馬の達人」が初出。
それぞれの対談を、保存してあったテープ起こしをもとに再構成し、細かい注釈をつけ、また、司会の私の追記コラムとして、取材時のこぼれ話を収録した。さらに、2000年の武騎手の南カリフォルニア長期滞在についてのルポまで書いた。
が、本が出て少し経った頃、出版社の経営が立ち行かなくなったらしく、ちゃんと印税がもらえなかった。
初版15000部くらいで、出てすぐ重版がかかり5000部くらい刷ったはずなのに、売れない他の本のアオリを食ったということなのだろうか。
普通、本を出すと、それを境にいろいろ新しい動きが起きて、いい方向に進んでいくものなのだが、この本だけは例外だった。
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