◆--自作解説--◆




『ありゃ馬こりゃ馬で
  勝ち馬を探せ!』
講談社=1999年10月
田原成貴=原作/
土田世紀=画/
島田明宏=著
購入する
『凶走』と同じ講談社3局から出した。
内容的には、パドックでの馬体の見方やレース展開の読み方、騎手の駆け引きの面白さ……など、競馬を楽しむためのマニュアル本。であるが、普通のハウ・トゥー本なら写真を使うようなところに「ありゃ馬こりゃ馬」の画を使っているので、同作の関連本という位置づけになっている。
自分で書いたものなのに、その後、競馬関連の文章を書くとき辞書がわりというかデータベースとして使っている。
実在するダービー馬と「ありゃ馬こりゃ馬」に出てきた馬とのバーチャルレースを実況アナウンス風に書き下ろしたり、欄外に百個の「ものしり競馬雑学クイズ」を掲載するなど、非常に手をかけてつくった本。
初版は35000部だったと思う。
カバーの画は、土田世紀氏による描き下ろしである。


HOME BACK 島田明宏Web事務所