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『わたしの馬が、ターフを走る』
オーエス出版社＝1994年11月
島田明宏＝著
本体1165円＋税
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馬主になる方法についての本。個人馬主になるための条件や、一口会員としての楽しみ方などについて書いた。
ヨーロッパの馬産地を訪ねたときのことを記した「別冊宝島」の拙文を読んだオーエス出版社の土田修さん（現在はカナリア書房社長）が、企画物として、この本の原稿依頼をしてくださった。
この本を読んだ数人の編集者が、「島田さんの本はあとがきが一番面白いですね！」と言った。今、それを思い出したので読んでみた。確かにそこそこ面白い。が、自分としては本文のほうがよく書けていると思う。みなさんそれぞれ褒めるべきところを一生懸命探してくれた（か、まえがきとあとがきしか読んでいない）のだろう。
カバーイラストは、漫画家の小道迷子さんに描いていただいた。帯の推薦文は森田芳光監督にいただいた。
私にとって、初めての著書である。
初版は確か8000部。いや、もうちょっとあったかもしれないが忘れてしまった。
重版はかかっていない。当然のように、前作『きらめく瞳に会った』につづいて初版ポッキリというやつである。
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